mokuseiya diary

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歌川国芳 「奇と笑いの木版画展」 17:09
 府中美術館で開催中の「歌川国芳 奇と笑いの木版画展」に行ってまいりました。

国芳氏は絵師の中でも一番好きな絵師なので、私はとても楽しみにしていたのでした。


今回の展示品は、全て一人の方によるコレクションだそうで・・・。
感謝です。
コレクターの方、心からありがとうございます。

とても素晴らしかったです。

まさに「奇と笑い」でした。

心の中でいっぱい笑わせて頂きました。

根付師の先生の元へ向かう前だったので一時間も見れなかったのですが、
展示品を拝見しながら、笑顔が止まらない状況に幸せを感じた日曜日。

そんなふうに人を幸せな気持ちにさせる作家になりたい。


それにしても国芳の作品にはハッとさせられる事が多い。

斬新な構図や奇抜な発想もそうだけど、
なんといっても女性の着物の柄が可愛かったり、
子供の表情が可愛らしかったり。

猫のしぐさや動物の動きなど、ほんとによく観察していて、
対象物や人に対しての「愛」を感じます。

私の想像する国芳人物像としては、
晩年はただほんとに絵を描くことと猫が好きで、
次から次に思いつく面白い事を描いては
自分で楽しんでたんじゃないかな、と。

天保の改革で幕府に表現の自由を奪われても、
動物たちを擬人化させて遊郭や風俗を描いたり、
むしろそのほうが面白くて、そうしてくれてよかった。

何度見ても飽きさせない、もっと見ていたい。


とてもじゃないけど一時間じゃ足りなかった・・・。

この展示は5月9日までやっているので、
もう一度見に行きたい・・・!

いや、きっと行く!

| ひとりごと |
打楽器三昧 10:22
晴れ渡った気持のよい日の昨日、友人の披露宴に出席してきました。

中学の吹奏楽部のパーカッション仲間である新郎は、
卒業後も打楽器一筋で昨年見事東京フィルに入団。

花嫁もプロのマリンバ奏者というだけあって、ゲストも親戚以外のほとんどが音楽関係者でした。

新郎新婦入場の音楽も花嫁の友人によるマリンバで行われたり、宴の最後には新郎新婦によるマリンバのデュオ。

マリンバ好きの私としてはとても感動しました。

小学生の頃、マリンバの音色に惹かれて習い始め、ろくに練習もしないくせに
「マリンバで音大に行きたい」
なんて口先だけで豪語していました。

それが昨日は”ホンモノ”達を目の当たりにして、時の経過をしみじみと思い返す一日でもありました。


同学年の部活のパーカッション仲間はもうひとりいて、昨日12年ぶりに再会できました。
当時部活内で一番の問題児だった彼も、打楽器で音大卒業後、ドイツのオケで活躍中。

見た目も明るい性格も当時と全く変わっていないので、真面目な顔でドイツ首相の前でティンパニを演奏している姿が未だに想像できない。

そしてその彼の隣で掛け声や歓声を上げまくっている男性。
見覚えがあるけど・・・・、部活の先輩でした!

先輩も芸大卒業後、芸大で打楽器の講師をしているとのこと。

その先輩と元問題児と一緒になって祝杯をあげていた初老の男性が
新郎と元問題児が「先生」と呼ぶ、元N響首席のティンパニ奏者の方でした。


新郎・元問題児・私の三人は同時期に打楽器演奏のスタートラインに立った訳ですが、
いつの間にか二人とも日本を代表する打楽器演奏者となっていたようです。

これは同中学の吹奏楽部OB・OG・現役にとっての誇りです。
いつが二人がデュオをする時があれば、みんなで駆けつけたいと思います。


音楽を志す人は子供の頃からやっている人も大勢いますが、
それでもその道で生きていくには大きなハードルがあります。

金銭的な面もそうですし、演奏する機会も本場欧州ほど多くはありません。

日本の文化・芸術を担う人たちに対して、これ以上の仕分けの手が及ばないことを
切実に願う今日この頃です。

| ひとりごと |
職人 13:55
先週から続いている家の工事は
今日も変わらず続けられています。
大工さん、畳職人、サッシやさん、電気屋さん・・・ など
色々な職人さんが我が家を出入りしている中で
このブログを書いたり根付を彫ったりしています。

築40年以上の古い家なのであちこち痛んでいるところはありますが、
土と竹で出来た壁、風情あるすりガラスの扉、むき出しの黄色いレトロなブレーカーなどなど
今となっては逆に作り出すのが難しい、私にとっては骨董品のような家です。

そんな昭和の風情を残しつつ、職人さん達のおかげで今少しずつこの家に新しい風が吹き込まれています。

その家が甦る様子をこれみよがしに、日々拝見させて頂いております。
特に、職人さんの仕事ぶりは非常に興味深く、その中でも大工さんの作業はひときわ魅力的。

ボロボロだった濡れ縁を全部取り壊してあっという間に美しく甦らせてしまうあたりなど、さすが職人。
一ミリのズレもなくピシっとはめ込まれた角材などを見ると、つられてこちらまで気持ちがピシっとさせられます。

またこの大工さん、几帳面な方なのか置いてある道具もすべて平行または垂直に、きちんと並べられています。

見習わなきゃ。


かくゆう私の先祖にも大工がおりまして、祖母のおじいちゃんは戦前の青山で大工の棟梁をしていました。

ひいひいおじいちゃん?なのでもちろん江戸時代の生まれです。

で、そのひいひいおじいちゃんのお父さんは宮大工だったそうで。

一体どんな建物を作ったのか、もし残っているものがあれば見てみたい。

きわめて独自の進化を遂げた日本建築。
そのシンプルで計算されつくされた建物を作り出す匠の技。

その技・心意気をいつまでも次の世代につなげていってほしい。
と勝手に思う今日この頃。

古い家に住んでいると昔の暮らしが見えてくる。
ものを大事にする気持ち、シンプルライフのあり方・精神を
自然と教えてくれるこの古い家に住んでみてよかった。
| ひとりごと |
18:23
今日、 畳の張替をしました。

先週から防音工事をする事になり、
せっかくなのでこの機会に!というわけで
別件で畳の張替を頼んだのです。

すると、昨日の夕方電話がかかり、
「明日の朝8時半に伺います!」と。

早速今朝職人さんが畳を取りに来て、
夕方別人のように美しくなった畳を持って戻って来ました。

畳のヘリの部分を選ぶのも楽しかったし、
パズルのように埋め込まれていくのを見ていたり、
新しい畳の色や匂い・・・、なんだかあっという間に時が流れていきました。

ちなみに数ある中から選んだ畳のヘリは、
私の好きな六角形の中に花の模様が入った「亀甲花菱」。

出来上がりの感じも良い。

でも、欲をいえば市松模様とか麻の葉模様とか、
古典的でもモダンにもなる模様のへりがあったらいいのに・・・なんて事を思ったり。

そういうのってあるのかしら。

あるのだったらちょっと値段がはっても、空間を彩る重要な部分なのでそこはこだわってもいい。

畳を全部はがして、見本帳の中からへりを選んで
夕方には仕上げて持ってきます。
なんて時にそんな事を思いついたもんだから全く時間がありませんでしたが。

5・6年後、表替えをする時までに忘れないうちに調べてみよう。




| ひとりごと |
かわいい水族館 20:59


もらいものですが、なんともかわいらしい水族館が出来てしまいました。

なんてかわいいのでしょうか。
ラッコ・・・。
子供を抱えているなんて・・・。


これらのフィギュア、よくみるとみんな親子なんです。
とっても素敵な動物の写真を撮ることで有名な
写真家の岩合光昭さんの写真をもとに作られたフィギュアのようです。

岩合さんの写真といえば、ニホンザルが温泉に温泉に浸かってほんわかしている写真が
「スノーモンキー」として世界的に有名です。

私も岩合さんの写真は大好きで、かわいくてかわいくて
ついついにやけ顔になってしまうほど。

猫や猿の写真集やポストカードなど、素晴らしき資料としていくつか持っています。

特に大好きなのは、野生のリスが花の匂いを嗅いで笑顔になってる一枚。
絵に描いたようなそれはそれはかわいい笑顔。
初めて見た時は思わず声を上げてしまいました。

実際は口角がたまたま上がっていただけなんでしょうが、
そのタイミングを「よくぞ撮って下さいました!」と感謝感謝です。

ほんとに動物がお好きなんだなぁ・・・・と一枚一枚のショットから愛が伝わってきます。

かなり癒されます。
見ているだけでほんわかした気持ちになる。。

私もそんな作品が作りたい。
動物のかわいい仕草や表情。

その動物達のかわいらしい姿を、そのまま伝えられるような。。

はぁ動物・・・。かわいい。。




 
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